蒙啓いたろうや

「Netflixを、拝見しております」2020-08-02

最近、Netflixに加入した(前回の日記参照) というわけでそこで見た作品の感想を記すことにする。 「鬼談百景」を見た。 正直、微妙だった。オムニバス形式の映画なので、幾つか好きな作品もあったけど、総体として見たらびみょーって感じ。 特に良かった作品は、「続きをしよう」と「密閉」の二つだ。 以上! その後すぐに、先日見た「CURE」と同じ監督の黒沢清監督の「回路」を見た。 これも結構難しい作品で、内容が汲めてないところもたくさん有るのだけど結構面白かった。 孤独の扱い方だとか、日常が破壊されていく様子だとか、幽霊という存在がロジカルに行動する手付きだとかがかなり良かった。 黒沢清監督の作品が結構好きかもしれない クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」を見た。 結構面白いとは思ったけど、そんなピンとは来なかった。面白いとピンとくるは俺の中で完全に峻別されているんだぜ。 ただジョーカーとバットマンの、互いが互いの存在にヴィラン/ヒーローとしてのアイデンティティを求めている歪な相補関係はかなりカッコいいと思う。 「悪の教典」を見た。 途中、嘘でしょって感じの演出が多々挟まれたりもしたけど、面白い作品だった。 はちゃめちゃな殺人鬼の伊藤英明がめちゃくちゃ良かった。 「少女革命ウテナ」を見始めた。 面白い! 二次創作が超弩級に盛り上がりそうな気色を感じる、登場人物間の密な関係の応酬がかなりすごい。 それと演出がかなりかっこいい。 たぶんお話の構造だとか、- 決闘 - デュエル - だとか「一期、二期、三期」だとかの同じ構造を繰り返して描くことで関係性の変化や掘り下げやをするやつ、をやっているんだと思うが、それが見事に奏功していると思う。 まだまだ途中までしか見てないので滅多なことは言えないけどかなり面白いぜ。 そんなところです。