2021-07-18
私事で恐縮ですが、骨を折りました。 この日記はその際の記録として残そうと思います。 さて、具体的な折れ場所を申しますと、右手の薬指先となります。勢いよく閉めた襖に挟んで見事に折ってしまったのです。 負傷の瞬間は覚えてはいませんが、その直後痛みがじわじわと増してきて、みるみるうちに第二関節までの部位が腫れ始めました。 これはいけないと直観し、アイシングを致しましたが腫れはちっとも治まりません。 この時点ではいまだ骨折の確信が得られず、また夜も深く更けておりましたので病院に駆け込みもしませんでした。 もしこれが劇的な文章ならば、この選択は一生の仇となり、私はめでたく薬指壊死ニキとなってしまうのですが、一体全体そんなこともなく、翌朝無事に整形外科にかかることが出来ました。 これが私の初めての骨折の経緯となります。 そのようなわけで今も私の薬指には治具が包帯でぐるぐる巻になっております。 これのとっても不便なこと! 私は右利きなので、当然右手の指でペンや箸やキーボードを叩くのですが、包帯に包まれた指がその動作に逐一干渉してくるのです。 またシャワーにおいても、右手をまるごとポリ袋で包むという仕方を求められるのです。 とは申しましても高潔なこの蒙啓太郎(くらき ひらいたろう)は動じません。 そのような状況においても「人差し指でなくてよかった」と自制をかけることによって、なにやら湧き上がる怒りを沈めることが出来るのです...