蒙啓いたろうや

2020-07-05

朝から模擬試験だった。 今年度から施行されるという「大学入学共通テスト」の形式に即した試験だったんだけど...結構面倒くさい 世界史、国語はセンターと変わりないように思えたんだけど、英語の変容がすごかった。文法、アクセントの問題が消えて全問文章問題になっていて、その量がものすごいのだ。全問読む事が出来なかったから諦めて最後の問題は全部一列にマークした、アホの奥義ってやつだ(お←これってなに? 共通テストの情報は噂としては聞いていたけど実際組み合ってみるとその変化にびっくりしてしまった、まぁホムペに例題とか乗ってたらしいけど俺様がそんなもの見るわけないだろうさ。 午後は選挙に行った。小学校時代からの友人が選挙立会人のバイトをしているというので、その見物も兼ねての投票だった。本当は大政翼賛会に投票したかったんだけど、何故か見当たらなかったので~~~~~~~~~~~~に投票した。俺はオモシロ目的で選挙に行っている。 久しぶりに登校した小学校は小さく思えた...なんてことはなくって、体育館までの一本道しか歩かないわけだから変わり様がわかるわけもない。教室まで行けば変化にも気づくんだろうけど ちなみに友人は座っているだけで8000円貰ったらしい。羨ましい限りだぜ。 結構前に買ってそのまま積んでた文庫版の「普通の人びと」を読み始めた。 ナチスのユダヤ人虐殺に警察が関わっていたのは知らなかった。なんでも前線が通り過ぎた後の占領下の街を管理するために本国から招集された警官がその流れでガッツリ虐殺に関与していたらしい。 けだし(初めて使った)、ナチスドイツの本当に恐ろしいところはどこまで行っても"近代国家"であるところだと思う。国民を国家の成員として分解しつくしてそれらが単体として所持している力を恣に集合体に帰する。これ自体はそもそも"近代国家"がその成り立ちから所有している要素なんだけど、普段それを意識することは殆どない。だけど「ナチス」の犯した罪を見定めようとすることによって初めてその普遍的な暴力性が白日のもとに晒される。日本も、あのドイツ第三帝国と根っこは同じなのだ。