2021-08-14
最近全然ブログを書いてないことに気づいたので、書こうと思います。 ところで、「記録」って大事ですね。 この前のエントリーに書いた骨折のことを、目を通すまでもう完全に忘れていた。 もし、記録を残そうと思っていなければ、その瞬間に感じていたことなどはすべて代謝する脳細胞と一緒にウンチになって東京湾に流れこんだままになっていたでしょう。それをそのまま、文章として留めておけるのは凄く大きな発明だと思う。大学とかで研究した方がいいと思いますよ。

日にちとしては一昨日、気分としては昨日な、8月13日のことを記します。 朝から、都心に出かけていた。 派遣バイトの登録会に出席したからだ。 その用事が終わった後、湯島で開催されている「丹下健三展」を見に行った。 これが結構面白かった。 丹下健三の戦前、戦後のキャリアが、国立代々木競技場の設計を頂点とする形で解説されていた。 俺の見たかった「大東亜建設記念造営計画」も触れられていたのがかなりよかった。 丹下健三は建築家でありながら、都市空間を設計したがりな所があると思う。その性向が特に表出したのが、大東亜建設記念造営計画」のコンペ案や広島の平和記念公園、もしくは…みんな大好きな「東京計画1960」なのだと思う。 ところで、上の前二つを同じ人物が手がけているのって近代国家のかなりキモい所が出ていると思うんですけど、どうでしょうか。僕はキモいと思います。 解説では建築用語が脚注も付けずに存分に使用されていたから、所々珍紛漢紛で流し読みしてしまったのが痛恨の極みだ。図録は無料で配布されていたので、これを元に勉強してからもう一回くらいは行きたいと思う。 丹下健三展を見た後、することもないので散歩することにした。都心は情報量が多いから、ブラブラ歩くだけでもとても楽しい。 とりあえず、と思いアメ横の地下街に向かった。そこですんなりグヤバノ・ジュースが手に入ったのだ。グヤバノ・ジュースはあのコミティア王(キング)、panpanyaさんの作品に登場するグヤバノというフルーツを使ったジュースだ。このジュースは、本当に結構美味しかった。口腔の上に張り付くような甘ったるさはあるけれど、爽やかな乳製品みたいで美味しかった。2本買って、一本は今も冷蔵庫で冷やされている。いつか「カステラ風蒸しケーキ」を手に入れた際には、それと一緒に「聖体拝領」を行いたいと思う。 その後は徒歩で新宿の区立歴史博物館まで行った。交通費節約のため徒歩で向かったが、かなりヘトヘトになってしまった。 さて、そこの展示は面白かった。 近現代を主軸に展示されていて、その内容が濃くてよかった。 特に、文豪による新宿の描写と、実際の風景を合わせた展示が面白かった。 閉館ギリギリに入った所為で所々流し見してしまったので、機会があればまた行きたいと思う。
👆このようなこともあったが、その後は無事に帰宅した。 嘘、本当のことを書きます。 実はこの時、持っていたお金が尽きかけていたのだ。具体的に言うと、交通費プラス400円くらいしか持っていなかった。そして、この時買おうとしていたお酒は495円のものだった。 自分はそれを、ポイントで買おうとしていたのだが……気づいた時には遅く、それにとてもシャイだった。 「あ、すみませんキャンセルします」の一言がどうしても言えないまま、そのお酒を買ってしまったのだ! このようなことがあったおかげで自分は最寄駅の二駅前で降りざるを得ず、雨の中ずぶ濡れになりながら帰路についたのだった………